ビニールハウスの張り替え

2013.03.03 Sunday

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     農園をスタートしてから4年、
    初めてビニールハウスの張り替えをしました。

    屋根に大きな穴が

    こちらもビリビリに…


    ビニールハウスのビニールの寿命は約3年ほど。
    厳しい気象条件の中、本当に良く頑張ってくれました。

    もともと私が園芸の仕事をしていた時に、職場の方にたまたま譲っていただいたこのビニールハウス。
    これから始まろうとしている夏野菜の育苗には欠かせません。小さいサイズながらも大活躍!


    こんな金具を使ってビニールとビニールの間を留めていきます。

    風で飛ばされないようにしっかりとマイカ線(ビニールのばたつきを押さえる丈夫な紐)を張ります。

    完成までもう少し。

    張り替え完了。


    こんなに小さなビニールハウスでも、処分しなくてはならないビニールの量はかなりあります。大型のビニールハウスの場合、張り替えの時にはどの位のゴミが出るんだろう…。

    それから、ビニールハウスが無かった時代、昔はどうやって夏野菜の育苗をしていたんだろう?踏み込み温床の上にむしろでも掛けていたんだろうか?

    今では当たり前に使っているけれど、昔はなかった物。ビニールハウスに限った事ではなく、農作業をしていると「昔はどうやっていたんだろう?」と疑問に思う事が度々あります。

    近所のおじいちゃんやおばあちゃんに今度聞いてみよう。

    コンポストトイレ

    2013.02.24 Sunday

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      着工から1ヶ月、
      ようやくできました、コンポストトイレ。

      もともと汲取り式だったわが家のトイレですが、
      便壷の部分が壊れて使えなくなってしまいました。

      合併浄化槽にすると、町の補助が出たとしても40万円するそうで…。
      だったら、ということで設計から施行まで自分の手でやることにしました。

      軽トラの荷台を作業台に。

      便座の下になる部分には漬け物樽を。

      漬け物樽の底には小さな穴が空いていて、便と尿が分離出来る形になっています。水分と分離することで臭いが出ません。緑色のフネにはおがくずが入っていて、水分が吸収されて蒸発するしくみです。


      便座を着けるとそれらしくなりました。

      外観はこんなかんじ。
      以前に比べ、広々と快適に。

      庭には、し尿を切り返しできる場所も設けました。


      水で流してしまえばキレイですっきり。でもその後はどこ行くんだろう…
      これだと自分たちが毎日どのくらい排泄しているのかというのが実にわかりやすい。
      他人任せではなく、文字通り自分たちの「尻拭い」も自分たちの手で。

      着々と生活力が上がっている気がします。笑


      農山村の暮らし

      2013.02.04 Monday

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         最近図書館で農文協の本『【写真で綴る】昭和30年代農山村の暮らしー高度成長以前の日本の原風景ー』を借りました。



        タイトルにあるように、本には昭和30年代、高度成長以前の日本の農村(長野県富士見町や埼玉県秩父市など)の様子を撮ったものが収められています。

        なんというか、この写真を見ていると、何だか涙が出そうになるのです。
        写真に写っている人の活き活きとした表情。大人も子どももみんな活き活きとしています。しっかりと地に根を下ろした暮らしの中にある力強さ、逞しさ、温かさ、美しさ。土地と人、人と人が密に繋がっていたというのが写真から伝わってきます。

        皆で田植えをし、鍬で土地を起こし、収穫を祝い、薪を拾い、炭を焼き、水を汲み、家を建て…。昔は良かったとか、単純に昔の暮らしに戻ろう、とかそういうことではないけれど、日本にもそんな暮らしがあった。この風景にとって代わられたものは何だったんだろう。昭和30年って、そんなに昔のことだろうか。私たちがこの写真から考えることは多いのではないかなと思います。


        雪です

        2012.12.10 Monday

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          今年初の雪が降りました。
          畑は一面真っ白に。

          予想以上に雪が積もり、野菜の収穫はしばらくの間難しそうです。

          何かの足跡…

          雪をかぶった白菜

          島立てした稲わら

          氷が枝にくっついて、飾りのようにきらきらしていました。

          ようやく薪ストーブ入れることができました。
          火の力ってすごい。体の芯まで温めてくれます。これで今年の冬も乗り切れるかな。
          (かおり)

          アジア学院西日本キャラバン

          2012.11.26 Monday

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             今年もアジア学院の仲間が農園を訪ねてくれました。
            毎年この時期、アジア学院の卒業生が「西日本キャラバン」と称して西日本を巡ります。毎年テーマを設けてトークセッションを各地で開催。去年はリベリア出身のミアッタ・サーリーフさんが『リベリア紛争を乗り越えた女性たち』というタイトルでお話をしてくれました。(去年の様子はこちらから。)
             
            かっこいい車で来てくれました。スタッフのデザインだそう。目立つ!
             
            今年来てくれたのは、ガーナ出身の卒業生でアジア学院の職員でもあるティモシー・アパウさん。震災以降、エネルギー、食を含めた私たちの生き方がますます問われています。本当の豊かさとは一体なんだろう?そんな問いを、アジア学院という自給自足のコミュニティーの中で暮らすティモシーさんと一緒に考えてみよう、というのが今回のテーマです。

            今回は時間の都合上、私たちの地域でトークセッションをすることはできませんでしたが、御嵩町長が忙しい中時間を作ってくださり、お話しする機会を得ることができました。せっかくの機会なので、来年はぜひ地元の子どもたちにも話を聞いてもらえるような場を設けることができればと思っています。

            去年も感じたことですが、アジア学院が原点の私たちとって、彼らが訪ねて来てくれることは本当に嬉しく、初心に戻れるというか、リセットしたような気持ちになれます。
            「あなたたちの農園の哲学は何?」
            ティモシーにそう聞かれて、正直戸惑ってしまいました。もちろん畑をやる上での私たちの想いはたくさんあります。でも、明確に答えられない。まだまだ試行錯誤、発展途上の私たちの畑。きちんと形にしていかなくては、と改めて考えさせられたのでした。
            「これからもきっとアジア学院の仲間や学生が来るでしょ。きっと彼らは聞きたいと思うよ。その時に説明できるようにしなくちゃね。」
             
            畑でかかしと一緒に。
             
            それから、こんな提案も。
            「CSA(地域に支えられた農業)のように会員さんにも畑に来てもらって一緒に作業することも良いんじゃないかな。そうすれば、どんな風に大変なのか、どうやって育っているのか、口で説明するより実感としてわかるから。」
            畑で実際に見て、体験して、その過程を知ることで、「命あるものとしての食べ物」ということをより実感してもらえるのではないか。そんな思いは確かにあります。本来の農業はサービス業ではありません。作物は商品ではなく、命を育むもの。私たちが野菜を食べて下さっている方を「お客さん」と呼ぶのではなく「会員さん」と呼んでいるのはそのためです。
            田んぼを始めたので、田植えや稲刈りなどのイベントを企画したりもしましたが、もっと普段から気軽に畑に来られるような、こちらからの提案も必要ですね。
             
            ティモシーさん、かおりさん、たかしさん、本当にありがとうございました。
            来年はどんな卒業生が農園を訪ねてくれるでしょう。来年も楽しみです。