アジア学院西日本キャラバン

2012.11.26 Monday

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     今年もアジア学院の仲間が農園を訪ねてくれました。
    毎年この時期、アジア学院の卒業生が「西日本キャラバン」と称して西日本を巡ります。毎年テーマを設けてトークセッションを各地で開催。去年はリベリア出身のミアッタ・サーリーフさんが『リベリア紛争を乗り越えた女性たち』というタイトルでお話をしてくれました。(去年の様子はこちらから。)
     
    かっこいい車で来てくれました。スタッフのデザインだそう。目立つ!
     
    今年来てくれたのは、ガーナ出身の卒業生でアジア学院の職員でもあるティモシー・アパウさん。震災以降、エネルギー、食を含めた私たちの生き方がますます問われています。本当の豊かさとは一体なんだろう?そんな問いを、アジア学院という自給自足のコミュニティーの中で暮らすティモシーさんと一緒に考えてみよう、というのが今回のテーマです。

    今回は時間の都合上、私たちの地域でトークセッションをすることはできませんでしたが、御嵩町長が忙しい中時間を作ってくださり、お話しする機会を得ることができました。せっかくの機会なので、来年はぜひ地元の子どもたちにも話を聞いてもらえるような場を設けることができればと思っています。

    去年も感じたことですが、アジア学院が原点の私たちとって、彼らが訪ねて来てくれることは本当に嬉しく、初心に戻れるというか、リセットしたような気持ちになれます。
    「あなたたちの農園の哲学は何?」
    ティモシーにそう聞かれて、正直戸惑ってしまいました。もちろん畑をやる上での私たちの想いはたくさんあります。でも、明確に答えられない。まだまだ試行錯誤、発展途上の私たちの畑。きちんと形にしていかなくては、と改めて考えさせられたのでした。
    「これからもきっとアジア学院の仲間や学生が来るでしょ。きっと彼らは聞きたいと思うよ。その時に説明できるようにしなくちゃね。」
     
    畑でかかしと一緒に。
     
    それから、こんな提案も。
    「CSA(地域に支えられた農業)のように会員さんにも畑に来てもらって一緒に作業することも良いんじゃないかな。そうすれば、どんな風に大変なのか、どうやって育っているのか、口で説明するより実感としてわかるから。」
    畑で実際に見て、体験して、その過程を知ることで、「命あるものとしての食べ物」ということをより実感してもらえるのではないか。そんな思いは確かにあります。本来の農業はサービス業ではありません。作物は商品ではなく、命を育むもの。私たちが野菜を食べて下さっている方を「お客さん」と呼ぶのではなく「会員さん」と呼んでいるのはそのためです。
    田んぼを始めたので、田植えや稲刈りなどのイベントを企画したりもしましたが、もっと普段から気軽に畑に来られるような、こちらからの提案も必要ですね。
     
    ティモシーさん、かおりさん、たかしさん、本当にありがとうございました。
    来年はどんな卒業生が農園を訪ねてくれるでしょう。来年も楽しみです。
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