麦刈りとおばあちゃん

2012.06.27 Wednesday

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     久しぶりの更新です。
    きゅうり、ピーマン、甘長、ナスなどの果菜類の定植ラッシュに田んぼの準備、ばったばたのながたに農園です。

    小麦の収穫をしました。収穫が梅雨の時期と重なるので、雨の合間を縫って収穫です。
    収穫をしていると、そこにいつもお世話になっている地主さんのおばあちゃんが。

    収穫した麦を麻ひもで束ねようと思っていたのですが、それを見たおばあちゃんが「わらで束ねた方がいいよ」と稲わらを持ってきてくれ、束ね方を教えてくれたのでした。

    おばあちゃんはくるくるっと、手早く、そして美しく!麦の束を束ねて見せてくれました。
    手つきがもう本当に美しくて、「はぁ〜…」とすっかり感心して見入ってしまいました。
    「昔は機械なんてなかったから、全部手で刈ってね」と言いながら、次々と束ねていくおばあちゃん。側で見ていると結び方もシンプルだし、簡単そうに見えるのですが、実際にやってみるのとでは大違い。何度やってみてもおばあちゃんのように美しくできない!「これはこうやって…」と丁寧に教えていただき、なんとかできるようになったものの、熟練の技には到底及びません。要修行です。

    さらに、はざの掛け方も教えていただいたのですが、これも目から鱗!今までは束を半分にしてそれをはざに掛けていたのですが、半分ではなく、束を7対3くらいにして交互に掛けていく。そうするときっちり、たくさん掛けられるというのです。なるほどー…。本当に勉強になります。



    やっぱり、熟練の方の農作業って、本当に美しい。美しいだけじゃなくて、無駄がなくて効率的、理にかなっているのです。以前茨城で農業研修をした時も、研修先のおじいちゃんの鍬の使い方やちょっとした紐の結び方がとても美しくて感動したことがあります。おじいちゃん曰く、鍬は自分の手に馴染むまで最低3年はかかるそう。見ているだけだととっても簡単そうですが、やってみると、全然思うようにいかない。腰も曲げずにさくさくっと鍬で溝を作り、畝を作っていく。小さい頃から農作業を間近で見て、何度も何度もやってきたのでしょう。すごいなぁ…と尊敬の念が湧いてきます。

    機械のおかげで便利になったこともたくさんあるかもしれないけど、その便利なものが奪ってしまったものが数多くあるはずです。昔からの知恵や技を少しでもつないでいきたい。おじいちゃんおばあちゃんから学ぶことはたくさんあります。



    雨が降る一歩手前というところで無事刈り取り終了。
    一日一緒に手伝ってくれた岩切家のみなさんありがとう!


    ながたに農園初の小麦。乾燥して製粉できたら、まずは手打ちうどん名人の私のおじいちゃんにプレゼントしたいと思います。

    (かおり)

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